大分県商工労働部 産業集積推進室と大分県工業連合会主催で、「今年度第2回 ものづくり大分産学交流会」を
平成27年12月10日(木)に開催いたしました。
今回は、同時開催中の「大分ものづくり王国総合展」に併行して別府国際コンベンションセンターでの
開催を実施しました。
講演会におきましては、立命館アジア太平洋大学 国際経営学部専攻の准教授であります 藤本 武士氏、
同専攻の准教授で副学部長であります アルカンタラ ライラーニ ライネサ氏を講師に迎え
「グローバル・ニッチトップ企業のイノベーションとマーケティング」と題して講演をして頂きました。
本講演では、国外で働きたい意欲あふれる学生を、将来の社長と見越して採用する元気な九州企業は、国際的感覚を
機軸とし国内の経済情勢だけではなく、企業内に外の文化を受け入れる力を養い、国外の企業環境に対応できる次の一手を
仕掛けていく。それをふまえると、県内地場企業が活性化するには、県外人材・国外人材が県内地場企業にもたらす役割や効果は
無視できない。海外展開への躊躇・心理的ハードルを下げる事ができる事例について判りやすくご説明して頂きました。
また、「国際色豊かな風土」をテーマにした国際的イノベーション、さまざまな国・地域へ向けた貢献をテーマにいくつか
紹介して頂きました。
講演会出席者は26名。 また、講演後の名刺交流会では数社の企業様との懇談をして頂きました。
ご参加を頂きました企業、関係機関の方々におきましては、大変ありがとうございました。
今後も定期的に興味の引く、産学官連携における趣向を凝らすテーマを検討していきながら、多くの方々
の参加を頂けるように検討してまいりたいと考えております。
今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いします。